ここに居る・・・思い出じゃないんだよ

交流前日の朝のことでした。

ぼんやりと外を眺めていたら

目の前に スポーツグランドが広がってきて

日焼けした青年たちが 思い思いに自己トレを

していました。


肌は・・・ピーンっと張ってる(美しい)

小麦色以上に日焼けして(これまた美しい)

汗が丸みを帯びていて(若いから丸みを帯びる)

汗の流れ方が 違う

みんなと動く時に それぞれの動きが

ひとつの方向に向かって 動けるように。

チームワーク ですね。


遠くで ぼんやり眺めている私には

彼らの息使いや集中具合が 伝わってきました。

( あ〜 若いって こんなだったのかぁ〜 )

そういえば 自分にも若い頃があったなと

遠い昔を懐かしく思いました。

( 息切れ せんかったよねぇ〜・・・苦笑)

あまりにも 見入りすぎた私は

次の瞬間 引き戻されました。

目の前は 住宅街。

( なんや 住宅街か。)

しばし 余韻に浸ってしまいました。


その日の夜 歯磨きをしていた時に

日焼けした爽やかな青年が 立ち話に寄ってくれてました。

話した内容は忘れてしまったのですが

私が何かを話すと 適度に ツッコミをいれてくれて

別の何かを話すと さらっと スルーされて。笑

( なんだ 興味なかったんや 笑)

なんかね、

こういうところが 良いですよねぇ。

面白い。

素直ですよね 若い頃は。


ふと 真顔で言われたことが

何度も何度も 私の心に響き渡りました。


< ここ(胸の奥)に居るって よく聞くけど

そんなとこに居るわけないし。笑

思い出じゃないんだよね。

生きてるんだよ ずっと。

心で繋がってるんだけど

胸の奥に思い出として居るわけじゃない。>

彼は きちんとそう話してくれました。


歯磨き中だった私は 一点を見つめながら

「 そうだよね。 わかるよ 言ってくれたこと。

明日 ご両親に伝えますよ。

私が忘れていたら また その時に教えてね。」

と小さな声で話しました。

すでに 彼はどこかへ移動していました。笑


では、Wさんから頂いたメールに助けて頂きます。



– – – – –

生きてる!この言葉で、何か全てが繋がりました!
それに  ○○が元気にしている事を教えて頂き、安心しました。
皆んなと一緒に成長してるんですね!

他界とこちらは重なっているもしかしたら紙一重
(表現が合っているか分からないですが)なのかなと、
また うちの子はそばに居て
色々と手助けてしてくれたりしてるのかなと
思っています。
色々とお話しさせて頂くとスゥーと何かが抜けて
納得安心出来るんです。

– – – – –


Wご夫妻は、いくつかのことが ほぼ同時期に

重なったことに大きく驚かれた実話を

話してくださいました。

多くのご友人たちが今年も来てくれたこと

ご友人が熱心に薬のことについて話してくれたこと

幼馴染さんが書いた、大学での課題内容のこと

そして、私からのメールが届いたこと。


「 これはもう あの子が『 いい加減、信じろよ 』と

私たちに伝えてくれているのかなと思いました。

親は亡くしたという気持ちを持ってしまうけど

友達たちは一緒に成長していってるんだ、

ということが 普通に有るんですね。」

感慨深く 仰っていました。


親は そうですよ。

だって どうしようもないじゃないですか。

そう思ってしまうのは仕方ないですよと

息子さんにも話しました。

生きてるんだ!というのは嬉しいに決まってる。

けど、

どうしても 拭えないものを親は持ってしまう

これは自然だから そこらは勘弁してくれと

言いましたよ。

多分 心底はわからないだろうなぁ〜

それも自然だってわかってるよぉー、おばちゃんは。笑


ここ、

胸の奥に存在する「思い出」ではないってこと。

自分は 今も生きていて 多くの仲間と共に

人生の真っ只中だってこと。


このことをお伝えしてくて 書きました。

信じるとか 信じないとか そういうものではなく

親を思う心

子を思う心

友人を思う心

これが たまらなく素晴らしいじゃないですか。

本当に 美しくて 素晴らしくて

うわぁ〜

と素心に響きまくりましたよ。



アガサ



〜日常のひとこま〜

「あたちは、りんご。いつもお母ちゃんがお世話になってます。毎日暑いね。あたちも暑いのと雨は嫌。雪は大好き。美味しいよ。お母ちゃんからは時々、黒猫と間違えられるんだけど、どう見たって犬よね。お母ちゃん、モウロクしてるんだな。だけど、お母ちゃん大好き!(だからオヤツ、ちょーだい)」
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