和む瞬間

そこそこ お元気ですか?

春が訪れ、冬の景色から可愛い風景へと

移りました。


物心ついた時から 癖でしょうか、

つい 周囲の観察をしてしまう子でした。笑


小学生ぐらいに成り、口も達者になってくると

母の買い物に(たまに)ついていく時には

一応、小さめの声で

「なぁー、お母ちゃん。

 あの人、こうこうこうで あれこれ やんな」

と報告してたみたい。

母はいつも苦笑いをして、

「もっと 小さい声で 言いや。」

それだけでした。


その後すぐに、周囲にいた他のおばさん方が

「うまいこと 例えるな〜! 面白い子やなぁ」

と大笑い。

聞こえてしまったのかと 恥ずかしかったのを

思い出しました。


多くの人たちで賑わう場所に行くのは、だめな子。

突然体調を崩すのです。

帰り道はいつもふらふらして、頭痛が続きます。

こういうご経験の方は多いと思います。

そう。

自分だけじゃない、ってこと。笑


年頃になっても この癖は抜けず

つい・・・観察。笑


それでも、感じ方が変わってきました。

それは、

いろいろな経験をして、

普通に見える当たり前のことが当たり前ではない、

と気づいたからでしょうか。


自分が健康な時には わからなかったことが

ものすごく多いです。

身近な人、家族、動物家族、友人・・・が

体調を崩した時の自分の思いと、

自分が体調を崩した、あるいは、弱くなってしまった

このポジションは全く違う世界なのだと思いました。


出来ないこと、無理なことに注目していても

何も楽しくない。笑

自分が今出来ることを 出来る範囲で

無理のないペースで 気楽にやっていく。


息を吸うだけで税金を払わないといけない、

歪んだ国ですから(大笑)、消費するものを

自分で厳選していく、

頭を使って 気楽に生きる というのが良いですね。


その一つに、

ひとりで 自分の健康のために 少しだけど歩いてます。


時間にして 15分ぐらい。

ゆっくり歩くなかで、

時折立ち止まり、

斜め上に見える空を見、

周囲を眺め、

そして

自分の足元あたりを眺める。

この2本の足が体全体を支えているだと

再確認させてます。笑


その足元には、

黄や緑や薄桃のものが見えました。

「お! 可愛いな〜 可愛い子ちゃん達だね!」

こう思った瞬間、

和み、何だか、ちょっとした活気が生まれました。

冬は枯れ色一色ですが それも必要なこと。

自然の摂理に不要なことはありませんよね。


自然界に居る動物達や植物たちは、

人間の「より快適」な環境づくりに生活圏を

奪われ続けながらも、

生命のサイクルを素直にしてます。


元気だせ! とか

和んで〜  とか

そういうのは言ってないんですけど

私ら人間は、そう思えてしまいますよね。笑


けど、そう思えない時は 誰にでもあります。

いろいろなことを経験して、そう思えるようになり

そういう地味すぎる瞬間が 今の私にとって

本当に有り難く感じるのです。


離れては いない。

愛さえあたためていれば 繋がってるんです。

寂しいと思う自分が もしかしたら

愛する人、愛する動物家族から

勝手に遠ざけてしまっているのかも

しれませんねぇ〜。苦笑

ね。

アガサ


1ヶ月前ぐらいに撮ったものです。元気な方なら7,8分で歩ける距離を私の場合は倍かかります。笑 いいです、それで。私には、私のペースがあって、ずっと働き続けてる自分の体を大事にしてやりたいんですよ。大笑

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2件のコメント

  • こんにちは。自分の持っているもの、できることをありがたく思いながら生活するというのは難しいけれど、そこに立ち返ると、すべてのことに感謝できるのですね。毎日のことに慣れてくると、どうしてもできないことや上手くいかないことにばかり目が行きますが、アガサさんのブログを読むと、はっとして基本に帰ることができます。
    いてくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします。ご自愛くださいね。

    • も〜り〜ん様
      ありがとうございます。
      感謝する、感謝できる、というのは 本当のところでは、自分が困った経験をしてこそ、その有難さが分かるんだと私の場合は思っています。笑
      口で「ありがとう」と言えることは素晴らしいですが、心から発しているかどうかが自分の日常に影響を及ぼしてくると思います。言わないより言える方が傍目からするとGoodなのですが、ありがとうと言ってるだけで自ら何の行動に移らないのは老いも若きも「あるある」です。笑

      私も、アガサのブログを読み返します。そして、ハッとします。笑
      これからも気が向いたら、ご覧ください。アガサ

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