頂いたメール〜父と娘〜

1ヶ月も間が空いてしまい、すみませんでした。

私の近況よりも、頂いたメールをシェアさせて頂きたいと思います。

– – –

◯日に、父の四十九日法要を済ませました。
正直、父との関係は決して良くはなく、母を自分の支配下におき、言う事を聞かなければ、怒る、怒鳴る。
優しさ、思いやり、のかけらもなかったです。
そんな父を許せませんでした。
親孝行なんて、とんでもなかったです。

なのに、、、不思議ですね
これが親子ってもん?
血の繋がりってもん?
いざ居なくなると、寂しくなっちゃったりして

後悔あり、反省ありです。
偉そうですが、全てを許せてしまいました。
ちょっぴり悔しい思いもありますが。。

これまで父を想い、彼と話す時間が減っていました。
これからは、父の事はひとまず母に任せ、父を想いつつも、彼の元へ、一緒に居たいと思います。
とは言え、きっと彼はそんなに重大に考えてはいませんね。

ずっと一緒だから。
お互いの繋がりの強さを分かっているから。。

分かっていないのは、私か!
(笑)

– – –

私も、父を嫌ってました。長い間。

NYのあの写真(instagram掲載)、

あのあたり数年後ぐらいまでが、ダメダメの私でした。

自分を仕切り直す意味で、先輩ご夫婦がたまたま、

ボストンに海外赴任されていたので、

自分の気持ちに区切りをつける意味で行きました。


困って困っていた時、実家に電話しました。

電話口の母はウロウロするばかり。

「お父さんに(電話)代わるわ」と言われました。

父には理由や経緯もそんなに話せなかったんですが、

電話口ですぐに、一言「わかった」と言ってくれました。

何十年と娘から思いやりの言葉もなかったのに。

不思議なもんですよ、親子って。

今までのわだかまりがスッと溶けた感じがしました。

父のたった一言「わかった」に。


それ以来、娘として、娘?らしく、

実家に顔を出しにいった時には、父と話すことが出来ました。

不思議なもんですよね、ほんと。

Hさんのお気持ち、わかります。

すごく。


同じ屋根の下で暮らす。

親と子。

それぞれに、時間軸があるのは、

この年になって ようやく 実感です。


子には、子の考え、思いがあって

親には、親の思い、考えがあります。


まあ、いくつになっても 気づくことばかり。笑

全力で生きてるつもりでも、

人が知り尽くせることなんて 無いんですよね。笑


互いが互いを思いやれる。

想像すること。


自分に言い分があるように、相手にも言い分がある。

譲るとか譲らないとかではなく、

血縁の有無に関係なく、

人間と、人間以外の動植物との区別ではなく、

互いに生きていることを

命を尊重したいと 心から思います。

アガサ


朝散歩のそこいらに、咲いている「つゆくさ」。見事な青色。自然の色は本当に不思議で美しいですね。
+25

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Translate ≫